業界に関する専門用語を、お客様にも意味が理解できるように、分かりやすく文章で伝えるには、どうすれば良いか?

 

 

答え)

 

多くの院長が、共通して抱える悩みとして、いかに体に関する専門知識を

お客様に分かるように伝えるか?です。

 

多くの院長は、体に関する専門知識をお客様にも伝えたいとの情熱を持って仕事に取り組んでいます。

ただし、皮肉なことに、思いが強すぎると、そのまま大量の専門用語を、

羅列するだけの傾向となり、結果、何もお客様に意味が伝わらなくなります。

 

この状況に関しては、すぐに問題を解決できる魔法の杖はありませんが、

それでも、2つの点を意識すれば、大分、改善されるようになります。

 

手法の1つ目は、専門用語は可能な限り、比喩表現に置き換えることです。

 

例えば、以前、都内にある治療院で、

 

「自律神経」=交感神経+副交換神経

 

について、説明する文章作成のお手伝いをしたことがあります。

もちろん、このままでは、お客様は、さっぱり意味が分からないので、

 

「交感神経と副交感神経は、シーソーのような関係で、一方が高まれば、

もう一方が低くなる」

 

という説明文に変えました。

正確に言うと、比喩にも、直喩と暗喩がありますが、最初は、専門知識を伝える場合は、意識して比喩表現に置き換えていくのが良いと思います。

 

 

2つ目の漢字をひらがなに変換するのは、そのままの意味です。

この点に関して、一部の院長は、既に明確な問題意識があり、極端な話、

「体」という漢字すら、あえて、ひらがなで「からだ」と表記している

治療院もある程です。