新規客限定キャンペーンを辞めた月から、急に来店数が減ってしまった。値下げキャンペーンに頼らずに、安定的に集客するには、どうすれば良いか?

 

 

答え)

 

このような治療院を見ていて思うのが、多くの院長が、単なる「ご祝儀+

バブル来店」を、自分の実力と勘違いしていることです。

 

「ご祝儀来店」とは、院長が独立前に、別の治療院で修行していた場合、

最初の月は、そこの院に通っていたお客様の多くが、お祝いを兼ねて、

来店してくれることを意味します。

 

「バブル来店」とは、店舗をオープンした場合は、やはり、最初は珍しい

ので、多くのお客様が、様子見で、短期間に来店することを意味します。

 

これらの2つの特殊な要因が重なって、たまたま、一時的にお客様が増えた

だけなのに、それを自分の実力と勘違いする甘い認識の院長は多いです。

 

キャンペーンを辞めた後に来店数が減った場合、やってはいけないことは

あせって、また急遽、割引きキャンペーンを復活させることです。

行き当たりばったりの集客では、お客様に治療院の一貫性の無い姿勢が見透かされて、継続的な成功は難しくなります。

 

考えるべきことは、値下げ以外で、自店のアピールをする為には、どんな

手段があるか?を思いつく限り、全てリストアップし、すぐに手をつけられるものから、実行していくことです。

 

言葉を変えれば、値段以外に価値を見出してくれるお客様をどれだけ開拓

出来るかとなります。

 

ここで、具体的な集客方法を挙げればきりが無いですが、一番、重要なことは、心理学でいう「自己開示」つまり、院長はどんな経歴を持った人で

何のキッカケで、この業界に入ったのか、また、治療に対して、どんなポリシーをもっているのかなどの情報を、紙媒体、ネットと種類を問わず、

あらゆる媒体で表現することです。