お客様なら、誰でも良いわけではないが、具体的に、自院にあっているお客様は、どんな人達なのかが定義できない。

 

 

答え)

 

正直、この質問は、私にとって予想外でした。

なぜなら、治療院を経営されていて、毎日、自分で、お客さんの施術をしているならば、どんな属性のお客様が、自院にとって理想かは、院長は、

とっくに分かっているはずだと思っていたからです。

 

では、この質問に対する答えですが、方法としては2通りあります。

1つ目は、オーソドックスな手法として、過去の顧客データを、全部分析し

どの属性のお客様達が、一番来院が多いかを知ることです。

 

この点に関して、以前訪問したある治療院の院長が、面白い話をしてくれました。その治療院で、顧客属性を分析した所、そこでは、なぜか「飲食店に勤務の料理人」グループの来店が、一番多かったそうです。

 

実際、院長は、特に飲食店関係の人達に、集中的に販促をしている訳でもないのですが、なぜか、このグループの来店が最も多いと、不思議がって

いました。

 

理由は分からなくても、ここまで、はっきりした傾向があるならば、今後の集客として、飲食店関係者のみに、集中的に販促するのがお薦めです。

 

2つ目の方法は、ここまで、ハッキリした顧客属性がない場合です。

このケースでは、逆に、院長が、

 

「自分は、どんな種類のお客さん達に、頻繁に来店して欲しいか?」

 

を考えて、各要素をリストアップしていくのが、お薦めです。

 

例えば、院長自身が、技術に強いこだわりがあり、毎回、マッサージでなく、完全に施術目的で来るお客さんだけを相手にしたいのか?などです。