答え）

カイロプラクティック院など、技術系の院長様からは、経営安定化の為に

頻繁に多店舗展開について、聞かれることがあります。

ただし、技術系の治療院では、2店舗目の分院をオープンする時に、どうしても、

「院長が施術をする治療院と、スタッフが運営する2店舗目では、技術力の差が出てしまう」

という問題があります。

この問題を短期間で解決するのは不可能ですが、それでも、次善の策はあります。

それは、2店舗目をオープンする時は、チラシやHPなどの宣伝ツールに、

「慢性的な肩こりの症状の方は、お越しください」

「パソコンの使用による眼精疲労の症状がある方」

など、比較的、高度な技術力が要求されない軽い症状だけを書いておくことです。

これならば、ぎっくり腰で満足に歩けないお客様など、重い症状の人達が頻繁に来店する可能性を減らすことができます。

仮に、ぎっくり腰など、深刻な症状のお客様が来店した場合は、もちろん

施術はします。ただし、2回目以降の来店は、院長が施術をしている1店舗

目に変更してもらうという形にすれば、技術系の治療院でも、多店舗展開

が容易になります。