院長の施術スタイルと、実際に、お客様が施術中に感じる「痛み」について、どこまで、詳細に表現すれば良いか?

 

 

答え)

 

施術と痛みの関係は微妙なテーマで、院長は、チラシやHPなどで、どこまで踏み込んで表現すれば良いのかは、悩む点です。

まず、本当に痛みが全くないことを売りにしている治療院ならば、

 

 

「ソフトカイロ」

 

「無痛整体」

 

と表現してもOKです。

 

ただし、この場合、「痛みがない」と言っても、院長がきちんと、治療を目的として施術する治療院なのか、或いは、ただマッサージがメインのリラクゼーション院だから痛くないだけなのかを、見込み客が区別できるように、事前にチラシ、HPなどで説明しておく義務があります。

 

この点を曖昧なままにしておくと、治療院だと勘違いしたお客様が、来店してしまう可能性があります。

来店後に、後で、そこは、ただのリラクゼーション院だと気付くのは、お客様にとっては、非常に不快で腹立たしい出来事です。

 

では、実際に、お客様が少しでも、痛みを感じる施術を行っている院長は

どうするべきか?

私は、その場合は、チラシやHPに、

 

 

「お客様によっては、筋肉や骨に、軽い痛みを感じる場合があります」

 

と明記しておくべきだと思います。なぜなら、お客様にとって、一番大事なことは、

 

「全く痛みを感じない」

 

ことでなく、

 

「施術中に、少し痛みを感じたとしても、治ること」

 

だからです。

現に、「痛気持ちいい」という感覚を表現する日本語もある位なので、ほとんどのお客様は、痛みそのものを、嫌がってないはずです。

それよりも、お客様の立場から見て嫌なのは、痛みの程度について、ちゃんと説明されてなくて、その点が不明瞭なままになっている点です。

 

私が、この仕事を通して感じるのは、院長は、痛みの表現について、あまり神経質になる必要はないという点です。施術中の痛みについては、ただ

ありのままの事実を書けば良いと思います。