初回来院で、あまりにも症状が重すぎるお客さんの場合、何か良い対処法はありますか?

 

 

 

答え)

 

これも、よく聞かれる質問なので、以前、様々な院長に対処法を聞いたことがあります。

その結果、症状が重いお客さんの場合、全部で計3つの対処法があることが

分かりました。

 

最初は、予め周辺の医療機関と連携しておくことです。

つまり、明らかに症状が重すぎるお客さんには、提携の医療機関に行くことを、薦めるそうです。

この方法ならば、院長/お客さん/医者と、全員がハッピーになれます。

 

次は、同業の院長に紹介することです。ただし、これにはコツがあって同業でも、

 

『とにかく症状が重い患者さんだけ見たい』

 

というタイプの院長に紹介することです。必ずこういうタイプの院長は、

一定の確率で存在するので、その院長に紹介してしまうのも、お薦めです。

 

最後は、患者さんの心理的な面を重視することです。

以前、お会いした千葉県で鍼灸院を経営の院長は、ある男性が体中の痛みを訴えて来院した時のケースを話してくれました。

その男性は、体中が痛いと言っているにも関わらず、どこにも肉体的な原因は見当たらなかったそうです。

そこで、色々男性の話を聞いているうちに、実は、体の痛みは奥様から離婚話を切り出された後、始まったことが分かりました。

 

つまり、離婚話が痛みを生み出したことが分かったので、その後、じっくり男性の話を聞くことにした結果、いつの間にか、痛みが治まったそうです。

 

以上、症状が重いお客さんに対しては、上記3つのアプローチがあります。