治療院を開業後、定期的に技術セミナーに参加することは必要でしょうか?

 

 

 

答え)

 

仮に、院長が技術セミナーに参加して、その結果、治療院の売り上げも上がったならば、技術セミナーに参加したことは正解と言えます。

技術セミナーに参加して、実際に売り上げも増えるならば、どんどん参加した方が良いと思います。

 

ただし、問題は技術セミナーに参加しても売り上げが増えない、もしくは

技術セミナーに参加したことで、かえって、院長が専門用語ばかり更に身に付けて、お客さんとのギャップが、余計広がってしまい、売り上げが下がってしまった場合です。

 

私は、このケースでは技術セミナーに参加することは無意味だと思います。なぜなら、この場合、問題は院長の技術でなく、文章の書き方、施術中のお客様とのコミュニケーションなど、技術以外の問題だからです。

 

この問いに関しては、私はいつも『デジカメの画素数』のたとえで、院長に説明しています。

以前、読んだ本には、元々人間の目は、700万画素までしか認識できないと

書いてありました。

それなのに、日本のメーカーは、1200万、1400万画素と、消費者が認識できないレベルまで、技術を上げています。

 

つまり、院長が技術セミナーに参加することも、これと同じで、院長が更に技術を向上されても、一般人には、技術レベルの差が分かりません。

だから、院長が、これ以上技術セミナーに行くのは意味がないということです。