院長が、治療技術を追求することの10の問題点

 

 

 

私が、多くの治療院を見ていく中で、

 

 

「院長が、治療技術を追求することは、滅びへ至る道」

 

 

だという重大な事実に気付きました。

 

ところで、別に私は、HPを見てくれているあなたを、煽りたいから、こんな過激なことを言っている訳ではないです。

明確な理由から、治療院経営では技術に関する比重は、最大30%程度に抑えておいて、残り70%は、各集客ツールの研究、お客様とのコミュニケーションなどにあてた方が良いと言えます。

 

では、なぜ治療技術を過度に追求することは危険なのか?

理由は、下記10点の見逃せない問題点が生まれてしまうからです。

 

 

 

 

   『院長が、治療技術を追求することの10の問題点』

 

 

 

 

 1) 技術志向の院長は、予防/メンテナンスとしての来院という発想が、

   頭から消えてしまう。

 

 

 2)技術志向の院長は、症状の重い患者さんばかり求めてしまう。

   その結果、院長も体を壊してしまう。

 

 

 3)技術志向の院長の治療院は、集客ルートが、ほぼ100%お客様の口コ

    ミだけになってしまう。

   ただし、技術志向の治療院の口コミは弱くてもろい口コミと言える。

 

 

 4)技術志向の院長が作成するHP、チラシ、パンフレットなどは、ほぼ

   来店0で、効果のないものになってしまう。

 

 

 5)技術志向の院長は、お客様が不快に思う文章などを、平気でHPなど

   に載せるようになってしまう。

    また、文章全体も「今の痛みの症状が消えた後の希望や喜びに満ちた

   未来」より「今の痛みの症状に対して、間違った施術を受けた場合、

   更に症状が悪化する」など、物事のマイナス面ばかりに焦点を当てる

    文章になっている。

 

 

 6) 技術を追求する道は、時間、お金の両方がかかり効率が悪い。対して

    お客様とのコミュニケーションの改善は、時間もお金も、ほどんどか

    からず、即効性もある。

 

 

 7)技術志向の院長は、段々と無口になっていく傾向がある。

   また、仮にお客様に説明したとしても、専門用語だらけで、お客様に

    は全く理解できない日本語となってしまう。

 

 

 8)技術志向の院長ほど、治療院を利用する側のお客様の気持ちが、全く

   分からなくなるプロ化の罠の症状に陥りやすい。

 

 

 9)技術志向の院長は、無意識の内に技術そのものを「水戸黄門の印籠」

   のように、考え始める傾向がある。


 

 

10) 技術志向の院長は、本人が気付かないうちに、他の施術業種を、批判

  する文章を書くようになってしまう。