お客様インタビュー 3

 

 

 

 

  「治療院オリジナル小冊子作成編」

 

 

 

 

 

 

下記に、以前、治療院オリジナル小冊子作成サービスをご利用頂いた

お客様のインタビューを掲載します。

 

 

 

インタビューをした人    集客支援センター   代表 川又

 

 

インタビューを受けたお客様 からだすまいる本舗  院長 肥塚様

 

 

 

 

 

 

川又 まず、肥塚様の方で、自分が、仕事で伝えたいことを文章に整理

   し、それをお客様に渡す小冊子の手法を採用した動機を教えて頂

   けますか?

 

 

 

肥塚 そうですね、やっぱり、整体/カイロプラクティックというのは、

   素晴らしい技術で、とても皆さんの役に立つと思っているのは、

   実は私達だけでして(笑) 

   それを世間一般の方々が、どこまで感覚として持っているのかと

   いうと、実は、かなりのギャップがある訳ですね。

   ただ、それは、僕らのアピールの問題、或いは(業界の)負の側面

   などにもよります。

   結果的に、それらが誤解として、皆さんに少し、肯定的な面が伝わ

   りにくい部分がありました。

   このような反省もあり、では、どういう形で、情報を正しく伝えて

   いけば良いのか?そういったノウハウ、手段を求めていたのが、

   背景としてありました。

    

   

 

川又 なるほど、では、厳密に言うと、もちろん自院の集客という目的も

   あるけれど、それ以外に、業界全体のイメージを上げるという狙い

   もあっった訳ですね。

 

   

 

肥塚 そうです。そういった部分からスタートしないと、結局はただ自分

   達で、お互いお客さんの取り合いをするだけになってしまいます。

   しかも、この業界は個人で開業する人が多いので、リスクが高すぎ

   る訳です。

   そういった意味では、個人で、この場面を打開していく為には、

   どんな形でも情報発信をしていくのは、必要なことだと思います。

 

 

 

川又 確かに、情報発信という言葉は、誰でも簡単に言えますけれど、

   では、具体的に、どう実行するかは、大切なことですね。

 

 

 

肥塚 そうです。具体的に発信していくことが大事です。

 

 

 

川又 実際、今回の小冊子を作るにあたって、約三ヶ月は掛かりましたが

   肥塚様のほうで、間接的なメリット、あるいは変化などはありまし

   たか?

 

 

肥塚 やっぱり、何を発信するかは、自分で、これが良い!と思うのを、

   伝えて終わりという単純なことでなく、上手い具合に、情報をパッ 

   ケージ化しなければいけない訳です。

   読者である一般人の皆さんに、伝わりやすい方法、興味を持ってい

   る視点から展開していくことが、必要になります。

   例えば、自分でレポート用紙に書けば、それが、そのまま小冊子に

   なるかと言えば、そうでもない。

   作成の過程で、ある程度、書籍に近いような形で、出来上がってい

   くのと同時に、自分の中で、表現したいことも、クリアになってい

   きました。

   また、段々、何をコンテンツとして、出していくのかが、言葉選び

   の段階から、具体的な形になっていった感じはしますね。

 

 

 

 

川又 なるほど、一度、思考を掘り下げることによって、考えが生まれて

   くるということですね。

 

 

 

肥塚 そうですねやっぱり、生みの苦しみというのは、そういうことだと

   思います。

   自分で、良いと思っているものでも、それを、一度、客観的なフィ

   ルターに掛けて、世の中に出しても、おかしくないものに、仕上げ

   る。そこは、凄く大変なんだろうと思います。

      コンテンツがあっても、結局、世の中に伝わらなければ、意味がな

   いですから・・・。

   この業界に限らず、どんな業界でも、その部分で苦しむはずです。

   でも、だからこそ(小冊子作成というのは)やらなければいけない

   ことだと思います。

 

 

 

川又 そうすると、自分のこだわり、伝えたいことは多すぎて、どこを削 

   るのかという面倒な部分も、出てきますね。

 

 

 

肥塚 そうです。やっぱり、思考を掘り下げる程、シンプルになっていく

   ので、キャッチフレーズや、コピーは、その先にあるものだと思い

   ます。逆にキャッチコピーを先に考えても、多分浮かんでこないで

   しょうが、文章を考えていく中で、丁度良いキャッチコピーなどが 

   浮かんできます。

   そういう意味で、小冊子作成の間接的なメリットは、すごくあると

   思います。

 

 

 

川又 確かに、世の中の風潮だと、先に煽るようなキャッチコピーを考え

   てそこから、文章を展開していく感じですが、実際は、その逆です

   よね。

 

 

 

肥塚 そうですね。『脅威の』とか『凄い』とか、そのような言葉を使っ     

   ても、言葉自体が既に、ありふれたものなので、今は、人々は、そ

   れらの言葉には反応しません。

   でも、やはり言葉の力というものはあるので、安易なキャッチコピ

   ーなどに頼らずに、自分で生み出せれば、それは、凄く力を持ち、

   また、人を惹きつける言葉になっていくとは、思います。

 

 

 

 

川又 お客さんも、そのような部分は、何となく第六感のようなもので、

   感じ取る部分は、ありますよね。

 

 

 

肥塚 そうですね。それは、借り物でなく、自分自身で作り上げていくも

   のですからね。

 

 

 

川又 では、次に、集客において、小冊子の直接的なメリットは、

   どうでしたか?

 

 

 

肥塚 直接的なメリットはありました。ただし、それは、当院にいらしゃ

   った新規の患者さんが、「小冊子を読んで、ここに来ました。」と

   言ってくれる訳ではありません。

   ただ、後からお聞きすると、やはり小冊子を読んでいる、見ている

   というのが、分かりました。そういう人達は、かなりの確率で、

   リピーターになりますね。

 

 

 

川又 あー、やはり、そうでしょうね。

 

 

 

 

肥塚 集客という意味では、僕らは、患者さんには、リピーターになって

   欲しい訳です。

   そこで、どういうニーズを満たすことが出来るか、(小冊子で)事

   前に、説明出来ている段階では、それを元に、患者さんがいらっし

   ゃった場合、もう最初から、ここに決めたという気持ちで、来られ

   ることが多いです。

 

 

 

川又 それは、整体院を運営する側としては、助かりますよね。

 

 

 

肥塚 もちろん、そうです。例えば、たまたま当院の前を通りかかった人

   が、来られた場合も、1人の患者さんです。同じく事前に、小冊子を

   読み込んでくれた方が「ここに、お願いしよう」と思ってくださり

   来て頂いても、やはり数としては、どちらも1人の患者さんです。

   ただ、どちらが、ありがたいかと言えば、後者の方です。それは、

   安易に、テクニックだけで、集客したというより、小冊子という

   ツールを、四苦八苦して作った後に、来て頂いた患者さんだからで

   す。やっぱり、ありがたいなあとは、思います。

 

 

 

川又 おそらく、小冊子を読んだ後に、来て頂いた患者さんに関しては、

   こちらで、お客さんを集めるというよりは、お客さんが集まるとい 

   う感覚では、ないでしょうか?

 

 

 

肥塚 そうですね。

 

 

 

川又 でも、小冊子を事前に読んだという患者さんは、例えば、肥塚さん 

   に直接、「小冊子を下さい」とメールを出す、或いはラックにある

   チラシを読んで、小冊子を下さいと言ってくるのですか?

 

 

 

肥塚 いや、そういう反応ではないです。でも、やっぱり見ている訳で

   す(笑)。

   例えば、ここですと、受付に置いてある小冊子が、持っていかれま 

   す。後は、小冊子と同じ内容が、PLATTA(※)のWeb版に、連載され

   ていますので、その記事を見ている人もいます。

 

  (※)地元で、発行のフリーペーパー(現在は休刊中)。過去に小冊

   子記事が、8回Web版に掲載された。

 

 

 

川又 お客さんとしては、こっそり、チェックしているのですね。

 

 

 

肥塚 はい、やっぱり、小冊子の反応を正確に測定しようとしても、難し

   いでしょうね。

   患者さんが、「小冊子がよかったよ!」といってくれる訳でもなく

   読んだ後に、何となく行動するというイメージだと思います。

 

 

 

川又 おそらく、小冊子を読んだ後のお客さんの感想としては、「ここは

   何となく信頼出来るな」という感じでしょうね。

 

 

 

肥塚 そうですね。でも、そういった話も、結局、後から出て来るんです 

   ね。かなり、後になってから、患者さんから「そういえば、小冊子

   読みましたよ」などの話しが、出て来ます。

   段々、時間を掛けて、浸透してくる感じですね。

 

 

 

川又 そうでしょうね。小冊子を読んだお客さんは、その後、HPをチェッ

   クして、HPの中にあるお客様の感想も見るなど、色々な、つながり

   も出ていますしね。

 

 

 

肥塚 そういう時に、高いクオリティーで、情報が出せていることが大事

   です。これは、やはり小冊子ぐらいのものを、苦労して、作ったな

   らば、自然と表現できるはずです。

   最近は、HPのトップページ文章も、頻繁に書き換えています。

   実際、文章は、ほんの数行ですが、その中に詰められる言葉という

   のは、グレードアップしましたしね。

   やはり、小冊子を書いた力なんだなあと思います。

 

 

 

 

川又 そう考えると、小冊子は、チラシとは全然違った媒体ですね。

 

 

 

肥塚 そうですね。即効性ではないですね。自分の中で出来上がった物は

   見ている人は、必ず見ているので、確実に効果が出て来る媒体とい

   うイメージですね。

 

 

 

川又 では、肥塚さんの今後として、小冊子に限らず、情報発信の役割で

   必要になる部分などで、考えていることはありますか?

 

 

 

 

肥塚 やっぱり、情報発信というのは、新しい情報を、たくさん伝えてい

   くよりは、一つのことを、深く掘り下げて、皆さんに理解しやすい

   形で伝えることだと思います。

   皆さんが、普段、どういうことで、体に関して悩んでいるのか?

   整体院に行くのか、行かないのか、仮に行くならば、どういう基準

   で判断するのか?

    このような状況の中で、整体院が、情報発信出来ることは、たくさ

   んある訳です。

   そこで、もっと上手く、ターゲットを絞りながら、情報発信をして

   いくべきだと思います。

 

   今後は、スタッフが増える中で、僕が発信できること、スタッフが

   発信できることは、当然違う訳です。

   僕が実践してきた集客を、今度は、スタッフが、やらないといけな

   いという大変さは、あります。

   それでも、スタッフが、自ら情報発信するスキルは、身に付けて欲

      しいと思います。

   これは、手技の技術向上と共に、一緒に教えていきたいと思います

   ね。

 

 

 

 

川又 逆に言うと、スタッフの方に、肥塚さんの考えを理解してもらう為

   に小冊子を読んで貰う、そのような教育の一環としても、使えます

   ね。

 

 

 

肥塚 そうですね。またスタッフにも、自分の思い、こだわりを掘り下げ

   て形にする為に、小冊子を作らせるということも、実施したいなあ

   と思います。  

   集客というのは、必ず、自分が、これで飯を食っていく為には、

   必要になることです。趣味で、やっている訳ではないですから。

   もちろん、ネットによる集客も学ぶ必要はありますが、やはり、一 

   番重要なのは、人通りですね。

   

   つまり、前を通る人達に、どうアピールするか?ということで、

   この人達が、当院に来て頂けた場合、結果として、一番のリピート

   率となります。

   やはり、実際に、店舗をリアルで見ており、既に認知していますか

   らネットを見て来た人達とは、違いますね。

   また、そういった人達を選別して、呼び込める小冊子は、長期的に

   見たら、費用対効果は、かなり良いんじゃないかなあと、思います

   ね。

 

 

 

川又 確かに、そうでしょうね。

 

 

 

肥塚 ある程度、自分の中で、コンテンツが出来てしまえば、その後、言 

   葉は自由に変えられます。

   例えば、肩こりを中心とした文章、腰痛がメインの文章、或いは慢 

   性疲労を、症状別に書くことも出来ます。

   また、産前、産後の腰痛など、特別なケースでの文章を書いても良

   い訳です。

   文章が、自分で書けるようになるのは、凄く大きなことだと思いま

   すね。

 

 

 

川又 そうですね。一つのトピックのみに特化して、小冊子を作るのは、

   効果的かなと思いますね。

 

 

 

肥塚 ええ、(小冊子を作るのは)時間は掛かりますけど、誰でも出来る

   ことで、文才などは関係ないですからね。

   ただ、どう展開していけば良いのかは、分からないので、それは、

   川又さんのように、導いてくれる人と組まないと、出来ないです。

   いや、小冊子を作るのであれば、本当にそうだと思いますよ。

 

 

 

川又 なるほど、今日は、どうもお忙しい中、インタビューの時間を取っ 

   て頂き、ありがとうございました。