お客様インタビュー 4

 

 

 

  「治療院HPコンサルティング+文章作成

  サービス編」

 

 

 

 

下記に、治療院HPコンサルティング+文章作成サービスをご利用頂いた

お客様のインタビューを掲載します。なお、治療院/院長名は、匿名希望

の為、T様と記入してあります。

 

 

 

インタビューした人      集客支援センター代表   川又

 

インタビューを受けたお客様  Tカイロプラクティック院 T院長様

 

 

 

 

 

川又  改めて、Tさんにお聞きしたいのですが、Tさんのカイロプラク

    ティック院では、すでにHPをお持ちでしたよね。 

    では、なぜ、今回改めて、HP文章を全て作り直すHPリニュー

    アルが必要だと思われた訳ですか?

 

 

T院長 そうですね。実は、元々あったHPの内容を、少し修正すること

    は、過去にも2回ありました。

    ただ、どうしても記事の内容自体が、患者さんを集めることが目

    的の「集患」だけに偏った記事になってしまって、実際に治療院

    でやっていることと、HPの内容に大きな差が出てきてしまった

    んですね。

 

    それで、僕が実際に実践している内容と、HPの文面が違うこと

    に対して、段々とストレスを感じるようになってきました。

 

    また、他にも、カイロプラクティックを、もっと、きちんと伝え

    たいという別の動機もありました。

    それを伝える為には、仮に、また自分で文章を作ったとしても、

    どうしても、今までと同じ目線になってしまうと思いました。

    それで、川又さんに、新たに文章を作り直す形でのHPリニュー

    アルをお願いしようと思った訳です。

 

 

 

川又  なるほど、Tさんが、私に仕事を依頼して下さったのは、私の方

    で、業界紙のカイロタイムズに毎回記事を掲載しているので、そ

    の面での安心感みたいなものもあったからですかね?

 

 

 

T院長 そうですね。まず、最初にカイロタイムズで川又さんの記事を見

    てその後、HPをチェックしました。HPでは、まずプロフィー

    ルを見て、それから「代表から一言」という項目を見ました。

 

    そこの項目にある自然治癒力のコメントを見て、あっ!この人だ

    ったら患者さんを集めることだけじゃなくて、僕が伝えたいこと

    を、上手く伝わるようにする為の方法を、教えれもらえるかなと

    思ったんですね。

    なので、単純に川又さんのHPが「こうすれば、売り上げが上が

    ります」だけの内容だったら仕事を依頼しなかったと思います。

 

    僕が持っている知識をどうやったら、上手く伝えられるか。そう

    いう所で、力を貸してもらえるかどうかが判断の基準でした。

    あと、小冊子(開業1年目シリーズ)を読んだ時にも、そういう

    点が、会ったことはなかったけど感じられたので、それで仕事を

    お願いしようと思いました。

 

 

川又  確かに、HP作成業者では、「一ヶ月で、新規の患者さんを100名

    集めますよ」などと、宣伝している所などもありますけどね。

    まあ、確かにそれはそれで凄いと思いますが・・・。

 

 

T院長 はい、そうですね。でも僕は、そこには興味を感じないので自分

    が望んでない患者さんが、100名来ても全然嬉しくないですね。

    なので、僕が望んでいる患者さんが来てもらう為に力を貸しても

    らえるかが大事でしたね。

    実は、川又さんと会う前には、他のコンサルティングの先生とお

    話したこともありました。

 

 

川又  あっ、そうなんですか。

 

 

T院長 はい、でもその先生は「患者さんは、こう思っているから、こう

    いう文章の書き方にして下さい」みたいな指示だったので、それ

    では、僕は面白くないなと感じました。

    本来、僕が伝えたい内容が、こちら側の目線での伝え方になって

    しまって、患者さんも理解できない。

    だから、それを上手く伝えられる内容に変えてくれる人が、どこ

    かにいないかなあという感じでしたね。

 

 

川又  まあ、一種の翻訳のようなものですね。

 

 

T院長 はい。

 

 

 

川又  確かに、私自身も、不定期で一人のお客として治療院を利用する

    ことはあるので、患者さんの気持ちは理解できるという部分はあ

    りますね。

 

    ところで、私はこのHPリニューアルの期間中は、Tさんは相当

    戸惑う部分があったと思うんですよ。

    なぜかと言うと、私は基本的に100%、治療院を利用するお客さん

    側の目線で物事を考えます。

    でも、Tさんの場合は当たり前ですけど、治療院を経営する側な

    ので、全く逆の視点ですよね。

    だから、最初は相当戸惑う部分があったはずでは?

 

 

 

T院長 そうですね。ただ、元々あったHPに関して最初に川又さんから

    計17項目の「ここを変えた方が良いですよ」という指摘事項を

    教えてもらった時、自分でもそうだと思った点以外にまったく自  

    分では気付かない「あっ、こんな所を見ているんだ」という指摘

    もありました。

 

    コンサルティングの先生は、こういう視点なのか!という点では

    勉強になったというか、戸惑うというよりは新鮮でしたね。

 

    たとえば、指摘事項の1つである「治療院を開業して、6年も経

    っているならば、HPには開業6周年と大きく載せましょう。な

    ぜなら、すでに6年も営業している事実が来院を検討しているお

    客様には安心材料になる」などは、いやあ〜、こういう見方は思

    い浮かばない、僕らには発想がないことです。

 

    人に見せる、伝える時に、人はどういう所に目を向けるかという 

    点では、勉強になりました。

 

    逆に、川又さんから「患者さんは、こう思っています。患者さん

    は、この点が不安です」と言ってもらうことによって、そこで、

    自分が「あー、そうなんですね。じゃあ、こうしましょう」と変

    えてしまったら、自分の軸がぶれると思うんですよ。

 

    そこは、じゃあ、表現を変えれば自分の伝えたいことが伝わるよ

    うになると理解できました。

 

    川又さんとやり取りする中で、今まで少し広くなっていた芯が、

    キュッと細くなったというか、全くぶれない芯が出来たというの

    は、感じましたね。

    自分の軸が、どんどん出来ていくような感じだったので、戸惑う

    というよりはすごく成長できた期間であったかなあと思います。

 

 

川又  あー、それは良かったです。

 

 

T院長 あっそうか、患者さんはこう思うんだみたいな自分にとって当た

    り前のこと、患者さんに当たり前のことが、分かってない所もあ

    ったので・・・・。

 

    逆に、川又さんが僕に対して気をつかっている部分もあれば、も

    っと、僕が川又さんに、気をつかっている部分も多分あったと思

    います。

    そこは、僕の中で成長できた部分です。

    元々、文才がないので「どうしよう、いやー、どうやったら伝わ 

    るかな」というのはありましたけど、それが逆に今のスタイルと

    して、強固になったというのは感じましたね。

 

 

川又  それを聞いて、私もほっとしました。

 

 

T院長 単純に、自分が用意した文章を編集だけしてもらうとかだったら

    多分、そんなに変わらなかったと思います。

   「こう書いちゃうと、患者さんは、こう思いますよ」「実は、患者

    さんは、こう見てますよ」と、言ってもらえたのは、すごく僕に

    とっては良かったです。

  

    でも、だからと言って、カイロプラクティックが変わる訳ではな

    いです。カイロプラクティックは変えないけれど、じゃあ、後は

    表現を変えればいいのかという感じでしたね。

    もちろん、文章を考える辛さはありましたけど、それが嫌ではな

    かったですね。

    今、振り返ればそういう時間が出来て良かったなと思いますね。

 

 

川又  では、HPの反応はどうでしたか?まあ、実際まだHPを公開し

    て3週間程しか経ってないですけどね。

 

 

T院長 反応は、逆に僕の方でHPの文章が用意できて、後はHP業者さ 

    んに作ってもらう間が、一番患者さんが来ました。  

 

 

川又  えっ、それはどういうことですか?

    

 

 

T院長 分かんないですけど、HP文章が全て揃ってリニューアル前の

    12月頃が、一番良かったですね。

    あれ?HP変える必要ないのか(笑)という位ひっきりなしに

    新規の患者さんが来られましたね。

 

 

川又  それは、新規の患者さんが倍になったということですか?

 

 

 

T院長 いや、倍どころか3倍になりました。本当に、たくさん来ちゃっ

    たんですよ。(笑)

    もしかしたら、HP原稿を考えている間は自分では気付かないう

    ちに、文章を考えることで悩んでいる雰囲気を出していたかもし

    れないですね。

 

    けど、文章作成が全部終わってすっきりしたから、それが原因な

    のか分からないけど、すごく紹介なども増えましてね。

    で、リニューアルHPを公開してから、少し落ち着いたという感

    じです。

 

 

川又  正直、私は率直な感想として、HPリニューアルの過程でT院長

    さんの迷いがなくなってきて、どんどんブログの文章なども鋭く

    なってきているなあと感じましたね。

 

 

T院長 それは、多分、お互いに文章をやり取りする中で、僕はこう見て

    きたけど、患者さんには伝わってないなどの経験をしたからだと

    思います。

 

 

川又  そうだと思います。最初はT院長さんは、初対面の時に、ブログ

    を辞めようと考えているとおっしゃった位でしたからね。

 

 

T院長 うん、全然面白くなかった。なんだったんでしょうね?自分の中

    で、ブログは書かないといけないという義務みたいな感じで楽し

    くなかったですね。

 

川又  後は、プロフィール作成に関してですが、当初の予定より、かな 

    り時間がかかりました。プロフィールを作る過程で、T院長さん   

    の方も必然的に、自分の原点に返るみたいな部分はあったんじゃ

    ないですか?

 

 

T院長 そうですね。それは、ありました。

 

 

川又  それが、T院長さんも気付かないけど、施術の合間に自信みたい   

    なものが、でていたんじゃないですかね。

 

    以前、小冊子作成サービスを受けたお客様も、小冊子はむしろ作

    成の過程で発見があったみたいなことを言っていました。その後

    の話し方や文章なども変わったとのことです。

 

 

T院長 それは、本当にそう思いますね。ぶれなくなったというのが一番

    大きいです。いや、同じですね、準備期間の方が勉強になったと

    いうか成長できたと思います。

 

 

川又  正直、私としては喜んでいいのかどうか分からないですけどね。

 

 

T院長 いやいや、良いと思います。必ず、それが後につながっていきま 

    す。逆に、そういうのは、色々な人と話をしていても、今までは

    引き出せてもらえなかったので・・・・。

 

 

川又  ところで、リニューアルHPの完成までは、半年位かかりました

    ね。

    

 

 

T院長 ええ、まさかここまでかかるとは思いませんでした(笑)。

    ところで、僕の知り合いの先生などは、ちゃんと、カイロプラク

    ティックのことを、患者さんのことも考えながらきちんと伝えて

    いるHPですねと、言ってくれました。

 

    また、ある先生は、お金を払ってこのHPを買い取りたいですと

    まで言ってくれました。

 

 

川又  えっ!ほんとうすか?そこまで言ってくれると嬉しいですね。

 

 

 

T院長 はい、知り合いの先生で、元々HPをリニューアルする件は、前

    から話していた方が、そう言ってくれました。

    また、リニューアルHP公開後のトータルアクセス数は、3倍か

    ら4倍位になりました。みんな、細かくHPのページを見てくれ

    るようになりました。

   

    さっきのお金を払って買い取りたいとの先生も含めて、まあ、悪

    いHPではないのかなと思いましたね。

 

    なぜなら、僕自身がリニューアルHPに関して、自分で色々考え

    すぎてしまって、それが患者さんにとって良い内容かどうかが、

    もう、自分では判断できなくなっていたからです。

 

    まあ、それがね、すぐ集患に結びつくかどうかとは、別で構わな

    いです。

 

    それよりも、しっかり自分の治療院がどんな施術をするか、どう 

    いうことを考えて施術をしているのかというのが患者さんに伝わ

    ることが、僕の中では、一番大切なことだからです。

 

 

川又  なるほど。では、最後に何かT院長様から、同業の先生にメッセ  

    −ジをお願いします。

 

 

T院長 あー、メッセージですか?

 

       

川又  HP以外でも、何でも良いです。

 

 

T院長 そうですね。HP以外でもそうですけど、僕は、変に患者さんを

    集めるという「集患」だけに、フォーカスしない方が良いと思い

    ます。自分が理想とする患者さんを集めたいなら、あまり集患の

    テクニック的な部分に走らない方が良い気がします。

 

    患者さんが来るなら、誰でも良いという訳ではないでしょう。

    私の治療院は、こういう特徴、こだわりがあることを事前に伝え

    て、その内容を理解して来てくれる患者さんが増えれば、もっと

    楽しく経営できるようになる気がしますね。

 

    だれか、一人、理想の患者さんを想定して、広告などを一人の為

    に作るようにすると、意外に同じような属性の人が背後に20〜

    30人といるので、そのグループにも情報が伝わる。

    その結果、紹介などにも繋がると、信じていますね。

 

    まあ、それが正しいかどうかは分からないですが、そっちの方が

    楽しく出来る気がします。

    もし、売り上げで困っているという先生がいるなら、患者さんな

    ら誰でも良いでなく、こんな患者さんに来て欲しいということを

    想定して、チラシ、HPなどを作った方が良い結果がでると思い

    ます。

 

 

川又  なるほど、今日は、わざわざインタビューのお時間を取って頂き

    ありがとうございました。