集客支援センター 〒343-0046 埼玉県越谷市弥栄2-514-89 電話:048-951-0005 |
新規で来店のお客様の2回目以降のリピート率が、予想よりも低い。お客様のリピート率を上げるには、具体的にどうすれば良いのか?
答え)
私も、仕事柄、パソコンを使う機会が多いので、眼精疲労の施術で、1人の お客として、治療院はよく利用します。
もちろん、この時は、完全に個人的な利用なので、治療院の集客サポートの仕事とは関係ないですし、自分から、仕事の話もしません。
その経験から、確実に言えるのは、2回目以降のリピート率が低い院では
1)技術レベル
2)コミュニケーション
3)お客様の心理
これら3つの点で、問題を抱えています。
まず、技術レベルでは、数は少ないですが、根本的にお金を貰って施術 できるレベルに達していない所もあります。
詳しくは書きませんが、以前、私が利用したあるカイロプラクティック院 では、眼精疲労の施術で、全く効果がありませんでした。 30分=3000円のメニューを試したのですが、正直、これでは、自分でマッサージした方が、よっぽど効果があると思った程です。
まず、お金を頂ける技術があることは、最低限の条件なので、この点が、 いい加減では、集客そのものが無意味になってしまいます。
次のコミュニケーションですが、お客さんと満足にコミュニケーションを 取れない院長は、本当に多いです。
私も、商談中に、全くこちらの目をみないで、横を向いて、1時間話していた院長に会った経験もあります。 お客さんとのコミュニケーションで問題を抱えている院長は多いですが、 これは、私の持論ではないです。
面談でお会いする多くの院長が、この話題について触れます。 コミュニケーションを改善する為には、心理学を学ぶのが、一番効果的ですが、現実的に、そんな時間は取れないでしょう。 そこで、次善の策として、お薦めなのが、「話し方の心理学(日本経済新聞出版社)」を3回読むことです。
この本は、初版が1963年にアメリカで出版ですので、約50年の歴史があります。これ程、古い本が日本語に翻訳されて日経から発売されている事実 からも、価値は保証できます。 お客様の感情、言葉にならない心理などを理解する上では、この本が 最適ではないかと思います。
最後の3つ目は、「お客様の心理」を理解することですが、これは前述の コミュニケーションと関連があります。 治療院によっては、本当に、その無神経ぶりに呆れるほど、お客様の心理 を分かってない所があります。
まず、基本的な大前提として知っておくべきことは、その治療院を気に入って、2回目以降も来店するリピーターになるかどうかの決定権は、100% お客様にあることです。 この事実を考えたら、最初の来店で、お客様に記入してもらう問診表では お客様を不快にさせないことは、最低限のマナーと言えます。
現実には、問診表に
1日の排便は?
(順調・下痢気味・軟便・便秘気味) 1日の回数( )回
などの項目を用意する所もあります。 例えば、女性のお客様が、初めて来店した時、この項目を読んだら、どう 感じるでしょうか? その治療院に通い続けるかどうかも決めてないのに、こんな、つっこんだ 質問には、答えたくないはずです。
また、年齢についても、直接、問診表に( )歳と書かせる所もあります。気持ちは、分かりますが、これもお客さんの心理を考えたら、
該当欄にチェックしてください。
□20代 □30代 □40代 □50代 □60代 □70代 □80代 □それ以上
などの項目を用意する治療院があっても、良いはずです。
以前、面談したある治療院は、問診表には、必ず年齢を書いてもらうと 言っている治療院だったので、院長に、試しに、
「お客さんの心理を考えて、□30代など、少し、アバウトな欄に書き換えてみるのは、どうですか?」
と提案したことがあります。 対して、院長の答えは、
「そんなアバウトな表示ではだめだ。正確に○○歳と記入して貰わないと、キチンとした施術が出来ない」
でした。
なるほど、これが治療院の答えならば、お客さんの心理としてはおそらく
「そこまで、正確に年齢を書かないと、キチンと施術できないような院 ならば、別にリピーターとなって行く必要はないな」
でしょう。そもそも、前述のように、2回目以降も来店するかどうかの 決定権は、100%、お客さんにあるからです。
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