治療院に来院されるお客さんとのコミュニケーションで、大事な点は、何でしょうか?

 

 

 

 

答え)

 

お客さんとのコミュニケーションで最も重要な点は、下記の5つです。

 

 

1)お客さんが、痛みに関する話を始めたら、途中でさえぎらず、最後

  までしっかり聞く。

 

 

2)院長が、お客さんにさりげなく、仕事のストレスなどの質問をして

 

  『ストレスの話をしてよいですよ』

 

  というサインを、お客さんに出す。

 

 

 

3)全体的に、お客さんと院長が話す割合を、7:3位の比率にする。

 

 

 

4)院長が、毎回初回来院のお客さんに、必ず、施術前、施術後に、治る

  力=自然治癒力の作用、それから自然治癒力の働きには、個人差があ

  ることを、丁寧に説明する。

 

  では、なぜ、この説明が大事なのか?

  それは、治療院に来るお客さんは、体の痛みのことしか頭にないので、

  治る力=自然治癒力など、こんな前向きな発想になれないからです。

  つまり、お客さんは、治療院に来た時点では、体と心の両方が弱ってい

  るので、そのようなお客さんを励ますのは、院長の役割となります。

 

 

  

5) 上の項目と関連しますが、院長がお客さんに、痛みの治癒とは、院長が

  一方的に達成するものでなく、院長とお客さんの両方が努力して達成す

  るという考えを、施術前、施術中などに、さりげなくお客さんに伝える

  ようにします。

  つまり、痛みの克服の為には、院長とお客さんの両方が努力する、言わ

  ば両者は、痛みの治癒という共通の目的の為に、一緒に頑張る

 

 

  『運命共同体』

 

  という雰囲気を意図的に作りだしていきます。