治療院集客のタブー=院長の信仰告白

 

 

 

タイトルを見た方は、

 

 

「院長の信仰告白って、何だ、これは?」

 

 

と、真っ先に疑問に思ったはずなので、その背景について、簡単に解説していきます。

私の場合、治療院の集客サポートとして、オリジナル小冊子作成メニュー

もあります。

 

当然、小冊子作成の過程で、院長には、何回もヒアリングを行いますが、その度に、人間の体というのは、本当に良く出来ていると感心してしまいます。

幾つか具体例を挙げれば、人が歩く時に、足から、脳への衝撃を、最小限に抑える為、背骨は、最初から少し斜めの構造になっている。

 

或いは、背骨の中に、あらゆる神経が張り巡らされていて、背骨から、体の各部へ神経が伝わるようになっていることなどです。

こういった体に関する事実の断片を知るにつけ、

 

「人の体というのは、何と、上手く出来ているのだろう」

 

と感動してしまいます。

 

同時に、全てが、あまりにも完璧なバランスで成立している為、正直、何か、英語でいうサムシンググレイト、或いは創造主のような存在、つまり作られた者としての痕跡を、感じてしまうことも多くあります。

もちろん、体に関するプロである院長は、私の実感より、100倍は強く、普段から、このような感覚を抱いています。

 

結果、多くの院長は、そういった内容を、ストレートに、小冊子に書こうとしたり、お客様に伝えようとしますが、正直、これは一般人には、かなり引かれる行為です。

もちろん、誤解のないように言っておきますが、私は、院長達の純粋な心情は、素晴らしいと思います。

 

自らの仕事を通じて、自分よりも何か大きな存在を自覚し、それらを信じる心を持ちながら、自分の仕事に意義を見出していく。

こういったピュアな心情を持ちながら、毎日、お客さんと向き合っていこうという姿勢は、賞賛すべきことです。

 

問題は、それを、どこまで、或いは、どのように表現するか?ということです。仮に、販促用の小冊子に、ストレートに書いてしまったら、一部のお客さんに、

 

「ここは、何か、宗教団体と関係あるのか?」

 

と誤解される恐れも出てきます。こうなったら、集客においては逆効果です。そこで、私が毎回、院長にアドバイスするのは、感情表現的な文章は

一切入れず、単純に、体に関しての驚くべき機能だけを、幾つかリストアップすることです。

 

つまり、感情を伴わない事実だけを書き込むことで、文章を読んだ読者に

自ら考えてもらえるようにする、この表現方法に置き換えるようにアドバイスします。

この方法ならば、院長の信仰告白という地雷を踏まずに、集客を行うことが出来るようになります。